映画「精神」上映会@名古屋

日時:2016年3月13日(日)13:00~17:00
場所:イオンタウン名西 2F まちこみホール (TEL:052-528-3515)
    〒451-0015 名古屋市西区香呑町6丁目49-1
参加費:無料


お申し込み   ネット申し込みは、こちら

        電話申し込みは、052-532-1144

                地域自立支援センターみち

 

< 内容 >

13:00 会場
13:15 開会式
13:30 上映開始
15:45 上映終了
      休憩
16:00 当事者と参加者によるパネルディスカッション
16:50 閉会式
17:00 終了


<映画紹介>

これまでタブーとされてきた精神科にカメラをいれ、
  「こころの病」と向き合う人々がおりなす悲喜こもごもを、
     モザイク一切なしで鮮烈に描いた日本初のドキュメンタリー!

「正気」とは?「狂気」とは?心の傷に包帯は巻けるのだろうか?

格差社会、ひきこもり、ニート、ネットカフェ難民、ワーキング・プア、無差別殺人…自殺者数が11年連続で3万人を超える現代日本。閉塞的で孤独感がただようこの国で、誰もが「生きにくさ」を感じたことがあるのではないだろうか。『精神』は、精神科にカメラを入れ、その世界をつぶさに観察。「正気」と「狂気」の境界線を問い直し、現代人の精神のありように迫った。同時に、心に負った深い傷はどうしたら癒されるのか、正面から問いかける。

ここにある病。ここにある、小さな光。

外来の精神科診療所「こらーる岡山」に集う様々な患者たち。病気に苦しみ自殺未遂を繰り返す人もいれば、病気とつきあいながら、哲学や信仰、芸術を深めていく人もいる。涙あり、笑いあり、母がいて、子がいて、孤独と出会いがある。そこに社会の縮図が見える。

代表である山本昌知医師のモットーは、「病気ではなく人を看る」、「本人の話に耳を傾ける」、「人薬(ひとぐすり)」。精神科病棟の鍵を取り払う運動にも取り組んできた「現代の赤ひげ」とも言える彼は、患者たちが地域で暮らしていける方法を模索し続けている。

監督は、ニューヨーク在住の映画作家・想田和弘。前作『選挙』に続き、ナレーション・説明・音楽一切なしで、観客が自由に考え、解釈できる作品を完成。「被写体にモザイクをかけると、偏見やタブーをかえって助長する」と考えた監督は、素顔で映画に出てくれる患者のみにカメラを向け、人間として鮮烈に描き出すことに成功した。

本作は、08年の釜山国際映画祭とドバイ国際映画祭で最優秀 ドキュメンタリー賞を、マイアミ国際映画祭で審査員特別賞を、そして香港国際映画祭で優秀ドキュメンタリー賞を受賞し、 既に4冠 を達成。ベルリン国際映画祭(09年)にも『選挙』に続き正式出品され、世界中で絶賛されている。想田観察映画が、再び世界 にセンセーションと感動を巻き起こす!(公式HPより)


*本事業は、名古屋市社会福祉協議会リーディングモデル事業の助成を  

 いただいています。